この壁を乗り越えたら

リストラされたけれど、再就職して年収が少し上がった元ニートのブログ。次の奇跡探しに行こうよ。

優秀な人が退職。代わりなんていくらでもいるなんて大嘘?

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2020.12.13更新

ぼくの職場で、優秀な人が退職してしまった…。(以下その優秀な人をAさんとする)

前の職場でも、部下をもって活躍していた優秀な人だった。

正直なところ、これから先ぼくの職場がどうなるのか、不安しかない。

 

よく優秀な人が退職するときに言われるセリフ。

「一人くらいいなくなっても変わらないよ。むしろ、一人に集中していた負荷が分散して組織として効率化できる」。

 

確かにそのケースもあると思う。

しかし、ぼくは気づいてしまった。

例えば、サッカーのチームで絶対的なエースっているよね。

そのエースがいなくなった場合、一気に組織が崩壊するっていうパターン…。

大エースのクリスティアーノ・ロナウドが抜けて、全く得点が取れない2018年のレアルマドリードのように…。

 

そう、組織において替えの効かない人はいる。

それは、サッカーのチームでも、職場のチームでも一緒。

今回辞めたAさんもは、その替えの効かない人だと、ぼくは思っている。

 

 

Aさんが退職することで、どのような影響ができるか挙げてみる。

 

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■全体の仕事の質が低くなる

正直なところ、今のぼくの職場は給料が低い。

人間って現金なものだから、給料が低いと「こんなもんでいいかな~」って手を抜く人が多い。

でも。Aさんは自分だけでなく、周りの人にも仕事の質を求める人だった。

まさにプロという言葉が似合う人だった。

もっと給料を上げてでも、残ってもらうべき人だったんじゃないのかとさえ思う。

 

■知識が豊富で、仕事を教えてくれる人がいなくなる

ぼくの職場は、知識があることが大前提の職場。

中途半端な知識だと、職場にもお客様にも大きな被害を与えてしまう可能性もある。

そんな環境で知識が豊富なAさんの存在は大きかった。

他の人だと曖昧なことしか、答えてくれない質問でも、バシッと正しい答えを教えてくれる。

Aさんみたいに働けるように、ぼくも勉強する必要があると感じさせてくれる人だった。

 

■注意する人がいなくなる

ぼくの職場は、人の育成という面では、あんまり恵まれていない環境。

丁寧に仕事の仕方や、業務知識を教えてくれる人はいない。

放任主義を通りこして、放置主義と言ってもいいと思う。

その環境のなかで、Aさんは根気よく(たまにはキツい言葉も混ざるけれど)、他の人の指導していた。

Aさんよりも立場が上の人に対しても、臆することなく、筋の通ったことを言っていた…。感服。

言うべきことが言えるのも、やることをやっているAさんだからこそ。

ただ、Aさんに指導された人間(♀。仕事ができないと評判)が、上長に泣きついて、Aさんのせっかくの指導も無駄になってしまったけれど…。

なんで、仕事ができる人が辞めて、仕事ができない人が残るんだ…。

 

■まとめ

エース格だったAさんが、抜けることによる職場のダメージは、ぼくの予想を超えるかも知れない。

正直不安しかない。

またお世話になったAさんが、退職したことで寂しさもある。

おそらく、Aさんと会うことはもうないだろう。今生の別れ。

もう会えないっていう点では、ぼくにとっては、ある意味「死」と一緒。

Aさんの抜けた穴をどうやって、ふさごうと上層部は考えているのか、ぼくには全くわからない。

 

2019/4/10 追記。

優秀なAさんが職場を去って、半年後。Aさんがいなくなった職場は大幅な規模縮小を断行することになった。

2018/10にAさんが退職してから、半年後。

ぼくの職場は、大幅な規模縮小をすることになった。

おおよそ従業員の半分をリストラで解雇するような規模縮小。

経営の責任を負っていた人も、退職をするという事態になった。

Aさんが退職したことが、経営規模縮小につながったとは、言えないかも知れない。

しかし、”もしAさんが残っていたら、経営規模の縮小も起こらなかったんじゃないか?”と考えずには、いられない。

 

 

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